守るべき人たち
作品以外の主義主張をする必要性を感じないが、最近はっきりと意思表示しておきたいものがある。
それは「子どもの声問題」についてだ。
子供の声が騒音だ、と思う方が社会にいるわけだが、僕としては、その意見は全く受け入れられない。
この話題の展開で、残業して疲れ果てた人が、他人の子供の泣き声で疲弊するのも、ひとつの弱者であるから救わなければ、というものがある。
正直、「大人側が黙っていろ」という感想しかない。
社会は対立を免れない。
どうしたって意見の衝突はあるし、人が集団になれば揉め事はおこる。
しかし、何においても子供、特に幼児期はあらゆるシーンで立場が優先されるべきでしょう。
弱さや苦労を主張するのは誰もが認められた権利ですが、その主張が衝突した時、何とかできる側が対処すべきなんです。どんなに疲弊していようと、幼児期の子どもよりあなたの方が強いです。
さらに言うと、親が慌てていると良いけれど、余裕ぶってると嫌、という意見も止めた方がいいと思っている。ネグレクトのように子どもに無関心なのは論外ですが、親はニコニコ余裕ぶってる方が子どもは安心しますし、僕の経験上では早く泣き止みます。申し訳なさそうな親を見て「それなら許してやるか」と思っている、その下品な心を早急に何とかすべきでしょう。
僕の母が保育士だから、そう思うのかもしれません。
ただ、この主張は一生変えません。
子どもは大事ですよ、本当に。