夏のはじまり、7月7日から3日間、写真展「すべての夜で泣くために」を開催しました。
これは、その会場で上映された15分の映像です。
約5分ずつに3曲のピアノ小曲によって流れる写真と映像の連なりは、会場の空気を作品の世界観へ連れていってくれました。
1曲目(0:10〜)は「初めての夜」
2曲目(6:50〜) は「小さな成長(LITTLEGROWTH)」
3曲目(10:00〜)は「永遠」
ここで一つお詫びです。 会場は空気感を重視して暗く、照明も光の点が強いものでした。 目の弱い方には閲覧しにくいもので、その配慮が足りなかったと思っています。 結論として、目録や写真集を作り、そちらをゆっくり見てもらえる場所を用意すべきだったという答えを出しました。 これで全てを救えるとは思っていませんが、写真を見てもらうということの、ひとつ解にはなると思っています。
僕は、良い感想や耳の痛くなる感想を吸収し、良き学びに変えて先に進みたいと思っています。
綺麗事ではなく、止まっている時間がないんです。明日にも死ぬかもしれないって本気で思っているので。 いろんな意見が聞ける、という意味でも展示というのは良いなぁと心から思いました。
それでは、展示に来られなかった方々に向けて、こちらの映像を公開します。
はっきり言って、この映像をみてもグランドピアノがあり生演奏を加えた会場の空気感には間違いなく勝てません。 ですが、写真展の作品の写真を見てもらえるのは価値があることだと思います。
興味はあったけど、行けなかった人。 後から知って、行けばよかったと思った人。
もう一度、あの空気感を思い出したい人。
初めて見る人。 いろんな人がいると思います。
どうぞ夏の終わりのこの夜に、おひとりでご覧ください。