自戒

いまの平和は誰かの犠牲の上に成り立っている。

情報は公正に広がっているように見えて、それを悪用する人もいる。
正しさの主張は無意味だと感じる。
そんな概念はどうでもよく、制圧だけを理由に人が死ぬのだけは避けるべきだろう。
何が怖いって、インターネットがない時代であれば、こんなに戦争が起きたら不安や策謀からもっと大きな戦争になっていたように思うけど、インターネットで情報が繋がった今は、見えるゆえにそのままにするという静観が世界の選択肢に加わった事だよね。

間接的に関係していても、直接の因果関係が薄ければ、放置するという民意が言葉にしないながらも根底にあるように感じる。
まるで組織で面倒な人を無言で放っておくように。
短期的に気持ちが落ち着くだろうが、長期的に見るとそれではいずれ組織が崩れるよね、とすると世界も同じく崩れていくのだろうか。
組織であれば全員が、現実に向かい合う必要があるのだろう。
世界の規模でそれが出来るのかは分からない。
ただ己だけの欲求に向かい合うだけでなく、世界と経済は僕ら一人一人と強く繋がっている事を自認しなければならない。
これは自戒だな。