ものは言いようなら良い方へ

物事はどんなものでも言い方で変わる。

1番身近なところで言えば、自己紹介の文ではないでしょうか。短所は長所で逆なら長所は短所なんて言いますよね。

例えば、優柔不断はなかなか決められない事が短所として語られますが、熟慮するタイプです、と言えば長所に聞こえる。

逆に、何事も即断即決で決めてきたのでスピード感をもって課題に取り組めると言えば何だか仕事ができそうですが、議論を重ねてチームで動いていくには不得意そうにも思える。
これをあまりにもハッキングしてしまうと、中身のないものを、それらしく装うことが出来るようになる。
それは問題ですけどね。

個人的に面白いと思うのは、先に書いた様な事例が、幼児教育や子育て全般、就職活動、新人研修、部下の育成、コーチング、カウンセリングなどなど、様々なシーンで語られている点。
この事から、「将来的に人を伸ばす」という未来を期待している状態においては、伝えるならポジティブな言い方で表現しておいた方が有用なんだろうと考えられる。

しかし、近日中に成果を求められる場合は、その限りではないというのも、ここに付け加えておく必要がある。