うどんをつくる

うどん作りの体験

皆さん、うどんをこねたことはありますか?
茹でたことはあっても、こねた経験がある人は少ないかもしれません。僕の周りの友人にはパンや焼き菓子を作る人は多いので、小麦粉に触れる機会がある人はたくさんいると思いますが、うどんとなると話は別でしょう。

最近、うどんをたくさん食べていて気づいたのですが、市販のうどんって結構と塩辛いんです。思ったよりも塩分が強いので、茹でて食べるだけでもかなりしょっぱく感じます。また、贅沢な悩みですが、僕は歯ごたえのあるうどんが大好きなんです。一般的な麺タイプでは少し物足りなく感じていて。
好みを食べるなら東京の武蔵野うどんや、山梨の富士吉田にある「吉田のうどん」のような歯ごたえのあるうどんを食べに行かないといけないわけです。以前能登に行った時に食べた「山口うどん」も美味しかった記憶がありますが、とにかく歯ごたえが好きです。

 

自分でうどんをこねてみた

歯ごたえがあり、太さも十分で、なおかつ塩分も調整できるうどんが食べたいと思い、結果、自分でこねてみることにしました。
約10年前にも一度、吉田のうどんが食べたくて、でも出かけるのが面倒で自分で作ったことがあるんです。その時の記憶とインターネットの情報を頼りに、今回は強力粉を買って作ってみました。

うどんとしてのクオリティはまだまだですが、自分が求めていた歯ごたえはかなり実現できたので、これはハマりそうです。
何より良いのは、小麦粉が安いことですね。お米が高騰している中で、小麦粉は1kg250円くらいで買えます。これはすごいなと思いました。

長期的に見てのコスパはまだ分かりませんが、水を加えてこねた生地を冷蔵庫で1~2日保存しておけば十分に食べられるし、意外と手間もかからない。生地を寝かせるのに1時間以上必要ですが、自分で食べる分には端折っても大丈夫そう。そう考えると、思ったよりも手軽に作れると感じました。普段やらないことだから楽しいというのもありますが、たまには粉からこねてみるのもおすすめです。

 

新しいことに挑戦する大切さ

今回の「うどんを作る」という話を通して、改めて普段やらないことをやる大切さを強く感じました。
年齢を重ねてくると、知らないことはまだたくさんあるものの、ある程度のことは想定できるようになってきて、新しいことにも面白みを感じにくくなったり、慣れて飽きてしまったりすることがあります。

もちろん、その中でも工夫して新しい部分を見つけるというポジティブな視点も持ち合わせているつもりですが、それでも昔のような熱量が湧いてこないこともあります。そんな時に、うどんを作るという全く普段やらないようなことをすると、とても新鮮で、それだけで生き返るような感覚がありました。

この感覚は久しぶりだと感じると、普段慣れてしまっていることにも、また新しい気持ちで取り組めるようになるもので。
定期的に新しいことに挑戦することは本当に大切ですね。いっそ、少しの期間だけでも教室に通って、先生に叱られたり注意されたりするような経験もした方が良いのかもしれないです。

 

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