2017年「冬の祈り」


 

2017年の「冬の祈り」は無事終了しました。
総勢20人が撮った映像を組み合わせて何かを作るという事は、その過程がそのものだ!と思うほど気づきが沢山ありました。
面白かったし、苦しかったり、色々です。

たぶん、今の自分は、自分以外のセンスを受け入れたくない状態なんです。
それなのに人の撮った映像を使ったり、人が編集したものを自分の名義で公開したりするのって、結構苦しいんです。

思い当たる人いるんじゃないかなぁ。
こうじゃなきゃ、嫌だ!って確固たる主張がある人。
そう、それです。

ここ2年ほど、その自分が思う最高のものだけを信じて作ってきました。
でも、僕を生かしてくれているのは、そんな僕を信じて託してくれる周りの人々が居ることなんですよね。
だから「センスを発揮する」事は頼まれたら全力でやります。
実際、先日も「そこに居させてくれるのなら、やれる事を全てやります。」と答えたところです。

だから逆に、自分の名義で出す作品を「自分以外の世界」で埋めてみたかった。

人と人。
すんなりと受け入れられる時もあるし、絶対無理ってこともある。
すこしならいいよ、って事とかも。

そういうものを全て受け入れてみるタイミングって、今しかないのかもって気づいたから、冬の祈りはこういう風にしました。

そして、この展示を通して僕は気づきました。
ゆっくりと受け入れて行く大切さ。

まだ全員ではないのですが、「映像をありがとう」と連絡をしています。
その都度、「この人の映像がなかったら、ここを埋められなかった」と気づきます。

映像に出会って、その時は「これ、どうしようか」となっても、音楽に乗せて他の人と繋げたら、もうひとつになってしまう。
ひとつになってしまったら、もう切り離せない。無くなったら困ってしまう。
拒否していると気づかなかったんですけど、内側に入れてしまえば思ったよりフィットして、自分の一部になっている。

孤高に進むだけでは見れない景色を、周りの人々に見せてもらえた。
とても貴重な経験と、真理を目の当たりにしました。
本当に、ありがとうございました。

僕の我がままの様な展示にお付き合いいただいた皆さま。
ご来場いただいた皆さま。
現場で、お手伝いをしてくれた皆さま。
企画を一緒に進めてくれた田代さん。
お菓子を作ってくれた小澤さん。
一年の締めくくりを具体的な感謝で〆られるなんて、これ以上ない幸せものです。
来年もこの様な機会を作れたら嬉しいと思っています。

長くなりましたので、この辺で終わりにしますね。

それではまた。
よいお年をお過ごしください。

 

  

 

以降は、2017.12.1の記事です。

 

 

「冬の祈り」を12月23日(土)に開催します。
展示を前に色々と考えてることを書いてみますので、ご興味ありましたらご一読ください。

3度目になる冬の祈りは、未来ではなく、ここに至るまで過去を振り返る事と。
後、「自分の事だけ」にならないように注意して心を、手を、頭を動かそうと思ってました。

それなので紆余曲折あって、今回は身近な人々から映像を送ってもらったり、撮ってもらったりしてます。

友人から届けられた映像をパズルのように組み合わせて、そこに僕の記憶も合わさって、どんなものになるのか、自分でもまだ分からない。
どうなるか分からない事って、楽しいですよね。

だからタイトルは「祈りの記憶」っていう、特にひねりのないものになるです。
色んな記憶を合わせた映像。
それらをフワッと上から見た名前だから「祈りの記憶」です。
うん、それしかない。

そして、今日は1日。
また12月になりましたね。
今朝は冷える。寒い寒いと言ってた、あの日より寒いです。

今回、一緒に開催する田代さんとそれぞれ映像と写真を切り替える形で展示します。
僕は映像担当です。

その映像のメインイメージとしたこの写真は、夏の日に撮った展望台からの小さな花火です。
まだ夏でした。
この日、初めてゆっくり会って話した友人と一緒に眺めてました。
音も聞こえず静かに明滅する花火は、初めて見るもので心に残ってます。

こういうものを含め、友人から貰った映像の成分はきっとそれぞれだと思います。
喜怒哀楽(怒はないかなぁ)色々。
そういうものだから、まとまって1つにした時に、誰でもない誰かのための「祈り」なれたら、素敵な事だと思ってます。

初めて展示前に色々と書いてみましたが、これ書いてて思うんですけどハードルが上がってますよね。
まぁ、気にせずマイペースに作ろうとは思いますけどね。
では、ここまで読んでくれてどうもありがとう。

今日は曇りみたいですね。
あたたくして、いってらっしゃい。
僕もそろそろ出かけます。

2017.12.1

[開催情報]
冬の祈り
2017年12月23日
12:00 〜 20:00
入場料500円
記憶の蔵 文京区千駄木5-17-3