冬の祈り 2016.12.25

2016年12月25日のクリスマス。
1日だけの展示「冬の祈り」を開催した。

場所は、千駄木駅から徒歩10分ほどの「記憶の蔵」というところ。
記憶の蔵は、大正時代につくられた蔵を改造して、映画をみれるミニシアターに仕上げてあるので、そこで写真を映像として流すという事を試みた。

事の発端は、2015年に「WinterMarket」というイベント内で開催した小さな展示「冬の祈り」だった。
その展示を便宜上「冬の祈り2015」としよう。

「冬の祈り2015」は写真家の田代さんと共同展示だった。
お互いに森と海を撮ってそれを飾ったのだ。

年末の近くある日、田代さんからLINEで連絡が入った。
「今年も祈ろうと思う」と。

その連絡を見て、終わりの初まり、という感じがしたのを覚えている。

何度かの打ち合わせを経て、冬の祈りは完成した。
田代さんは「行く年来る年のように、「良いお年を!」と声を掛けてお客さんを見送るような事がしたい」といっていて、とても良いなぁと思ったのも覚えてる。

僕の映像はやや怖さもあったようだけど。
日常と狂気は一体で、僕はそれを眺めて生きているので、それをそのまま作品にした。
いろんな年末、いろんな区切り、始まりの為の終わり。

ここに書いていても、まとまる気がしないのは、そういう、まとまる事のないものを伝えようとしているからかもしれない。

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告知ムービー

2016年12月31日に公開した、PublicEdition版