OZAWA AYUMI NAMECARD

バスクの写真展「sirimiri」で一緒に作品を制作したオザワアユミさんの名刺を作りました。

先日、オザワさんは初のケータリングのお仕事をお願いされたそうで、そうすると「これは名刺が必要!」という事で、僕にお願いがきた。
こんなに綺麗な「お願いの連鎖」ってあるだろうか。

本人が愛してやまない「sirimiri」という言葉を入れた青い名刺。
sirimiriの展示案内DMでも使った「青」に、sirimiriのロゴをシンプルな線で囲った。
バスク産のリネン布には線が特徴的なものが多いのと、レストランのナプキンにも丁寧な線が刺繍されたものを見かけたので、それらをイメージにシンプルな線をいれた。
そうしたら自然と「丁寧なレストランのメニュー表」のような品の良い印象に。
料理は好きだけど、食べることはもっと好き、というオザワさんの名刺には、もしかしたらピッタリなのかもしれない。
作る側だけど、食べる側の精神を忘れない。忘れられない。

後日、初めてのケータリングは盛況だったようで、その様子はtwitterで上がっています。
きっと「初めて」というものへの不安や準備の苦労はあっただろうけど、前に向かう姿は何よりも素敵だと思いました。

改めて個人の「名刺」を作ることの意味を考えさせられた。
デザインは大事です。でもデザインだけでもない。
紙選びや質感も大事です。でもそれだけではない。
本人が「本人を差し出す」という行為は、とても勇気がいるものです。
その勇気をそっと支えられるようなものであったら、それが名刺というものが持つ意味なんだと思いました。

そんな門出に乾杯!