LITTLEGROWTH 1st

子どもの頃、世界のすべては、遊び場だった。
でも、その世界は狭くて、頼りないものだった。

大人になったら、もっともっと広い世界で
もっともっと楽しいことをして遊べると思ってた。

大人になるために、世界の端から端まで歩いて
たくさんのことを知る。
知ることはいいこと、経験は宝だって言うから。

世界はとても広く、人は無数にいて
限りない私の小さな空想は、その中に紛れ込み
どこへ行っても、日は東から上り、西へ沈む。

いつのまにか、懸命になり、
正しいことや間違いを知り、忘れていると思わない?

世界はいつだって遊び場だってこと。
砂の城を重ねて、月まで届いたら
きっと、蹴飛ばして壊してしまえばいい。

好きな人と遊び始めたら、夜更けの公園で、
もういつまでだって、帰らなくてもいい。

詩:Belle&Natary

写真というものを始めて数ヶ月経ったある日、ある友人が書いた詩を見ました。
それ以降、写真を撮る時はいつもその詩を思い出していたと思います。
なぜそんなに意識してしまうのか、自分でも分からないままそこそこ長い時間が過ぎて、あることがきっかけで最近少し分かってきたような気がしてます。
そんな答えみたいなものを展示名に込めることにしました。
「小さな成長」英語にして“LITTLEGROWTH”です。

山口明宏

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